短時間でお金を稼ぐことのできる方法を選んだ私の学生時代

私は、どうしても進学したかった東京の私立大学へ行くことにしました。親元で大学に通えば、私立であっても、経済的にはそこまでの負担にはならなかったでしょう。しかし、東京への憧れを捨てることができず、どうしても行きたかったのです。

だから、親からは月々の仕送りをもらってはいましたが、アルバイトをしながら生計を立てていました。もちろん、奨学金も貰っていました。東京へ行ったら、学費に家賃に生活費にと、色々お金がかかることは目に見えていたので、学業優先で隙間の時間にアルバイトをして、地味に生活していこうと決めていました。しかし、一番遊びたい年頃だった私には、そうすることはできなかったのです。

結局、サークルにも入会しました。だから、それなりにお金がかかります。本来であれば、アルバイトができていた時間もサークル活動を行ない、付き合いの飲み会なども増えて行きました。

そんな生活をしていると、稼ぎもないのに出費ばかりがかさんでいくのです。自分が下級生の頃は、先輩がご馳走してくれることが多かったので、まだ余裕はありました。ところが、自分が上級生になっていくと、今度は下級生の面倒を見る番になります。付き合いもありますし、自分がこれまで先輩にしてもらったことを、返していかなければと思う気持ちもありました。そんな気持ちとは裏腹に、時間もお金もなくなっていきました。

そして、短時間で高収入を得ることができる水商売の世界へと導かれていきました。時給3千円だったので、数時間働くだけでも、普通のアルバイトより割が良かったです。もっと稼ぎたいという思いも強くなり、お客さんを取れるように、連絡をマメにしたり、会話を工夫したりと努力しました。その甲斐もあって、固定客もつき、それなりの収入を得ることができるようになりました。

社会人になるのと同時に辞めましたが、当時のことを振り返ると、常にめまぐるしかったです。そして、親に言えないことはしてはいけないとも、反省しました。